ジェジュンの養子に出された経緯は?実親の訴訟の真実に泣ける

東方神起のキム・ジェジュンさんは、中性的な容姿を兼ね備えた絶世の美男子。

まるで絵画の中から飛び出してきたような魅力的な風貌に心を奪われる方も多いのではないでしょうか。

多くに恵まれたようにも見えるジェジュンさんですが、幼少期から苦労の連続で、実父の暴力から極貧生活、養子に出されるまで様々な波乱を乗り越えてきています。

ここでは、ジェジュンの養子に出された経緯は?実親の訴訟の真実に泣ける件についてまとめてお届けしていきます。

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ジェジュンが養子に出された経緯

ジェジュン,養子

ジェジュンさんと幼い姉を抱えて極貧生活をしていた母親は、その当時、30世帯くらいの家が集まって共同で水道やトイレなど使う集落に住んでいました。

食べていくこともままならない中、知人から一人で「娘が8人いるキム家なら余裕があるから任せられるだろう」と助言をもらい、一時期だけ養子へ出すことを決意。

この時、養子に出しても「すぐに迎えに行ける」と信じていましたが、2ヶ月後に迎えに行くと「今慣れてきているところだから、大きくなるまでしばらく会わないでほしい」と引き取りを拒否されました。

その背景としては、キム家には女性しかいなかったため、跡取りが欲しかったのでは?と言われていますが真相は不明です。

最愛の息子を引き取ることができなくなったハン・ソジンさんは精神科に通うなど、ひどく心を病んだ時期もありました。本当にお子さんのことを愛していたのでしょう。

補足:2004年に15年ぶりに再会した実母ソジンさんを、ジェジュン様はハグしながら、温かい言葉をかけて許しています。

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ジェジュンの実母はどんな人物なのか

ジェジュン,養子
ジェジュンと姉

ジェジュンさんの母親は、ハン・ソジンさんという方で忠清北道の裕福な家庭で生まれ育ちました。

すでにこの頃から、ジェジュンさんの壮絶な生い立ちは始まっていたと言っても過言ではなく、実母のハン・ソジンさんはジバジ(家の後継となる男子をえるための子供を産むための女性)の子供でした。

ハン・ソジンさん自身は、10歳になる時にジバジ(代理母)出身ということがわかりひどいショックを受けました。

ジェジュン,実母
ジェジュンの実母,ハン・ソジン

ハン・ソジンさんは裕福な家庭で育っていきましたが、父親が倒れたことにより借金まみれの極貧家庭へと転落してしまいます。

これを期に、高校へ通い続けることが難しくなったハン・ソジンさんは就職の道へ。

就職したのちに男性と出会い、事実婚状態で第一子になる女の子を出産。しかし、事実婚の相手に自身がジバジ(代理母)出身であることがバレると結婚破綻をされ未婚の母に。

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ジェジュンの父親は鉄道公務員だった

ジェジュン,実母
幼少期のジェジュン

ジェジュンの母、ハン・ソジンさんは、女の子を一人抱えてシングルマザーとして働いていました。

その中で、今度は5歳年上の鉄道公務員の男性と知り合い、結婚。現在のジェジュンさん・男の子を出産します。

しかし、安定した生活は長く続くことはなく、鉄道公務員の父親はビジネスを始め、詐欺に遭い、全財産を失うことに。

路頭に迷ったジェジュンさんの父親は、酒ばかり飲み暴力を振るうようになりました

ジェジュン,実父

ハン・ソジンさんは父親の暴力に耐えきれず家を飛び出し、1989年に離婚

当時の生活を振り返り、ハン・ソジンさんは「80年代は夫の暴力に対する法律もなく、ただ女性は我慢するしかないような時代で、そのことで実家を頼りにできるような状況でもなかった。」と苦しい生活を話しています。

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ジェジュンの養子先での家族構成

ジェジュン,養子

ジェジュンは、姉が8人いる9人兄弟の未子長男として引き取られました。

現在、ジェジュンさんが中性的な容姿を持っているのも、多くの女性に囲まれていることも影響されているのかもしれません。

極貧生活から、比較的裕福なキム家に養子に出されたジェジュンさんは、SMエンターテインメントの練習生になった後、ソウルへ単身上京。

生計を立てるために、新聞配達・牛乳配達・工事現場・食堂・映画エキストラなど、多くのバイトをしながら、レッスンに通っていました。

お姉さんたちも、頑張りやさんのジェジュンが可愛くて仕方がないだろうと想像しています。

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実親の訴訟の真実に泣ける

ジェジュン

2005年にジェジュンの実親が、養父を相手取り訴訟を起こしました。

この言葉だけ読み込むと、ジェジュンの成功に惜しくなり実親が取り戻そうとしたのか?とも考えられますがそうではありません。

ジェジュンの実親は、ジェジュンを守るため、親子関係を立証するために養父を相手に訴訟を起こしたのです。この真実だけでも泣けてきます。

ジェジュン

なぜそのような事態になってしまったかというと、ジェジュンの住む韓国では「韓国国籍」を持つ成人男性には2年間の兵役義務を課しています。

もちろん、ジェジュンも例外ではなく兵役義務を課せられるわけですが、実親と養父から2種類の名前を与えられたジェジュンは実親の姓では兵役義務をおこなっていないことに。

そのため、実親の方に「兵役法違反被疑者供述書」が送られてくることになってしまったのです。

実親
(兵役を行っていない)
ハン・ジェジュン
養父
(兵役を行った)
キム・ジェジュン

(補足:養子として引き取ったキム家が別で出生届を出したためにこのような事態になりました。)

ジェジュン

そのため、実親に関わっている「ハン・ジェジュン」と養父に関わっている「キム・ジェジュン」が同一人物であることを証明できなければ、ジェジュンさんは入隊を拒否したとみなされ、拘束されることになってしまいます。

この悲しい事態を防ぐために、ジェジュンさんの実親は養父を相手に親子関係の証明を求める裁判を行いました。

この事件が起こらなれば、ジェジュンさんは養子として育てられたことを世間に明るみに出されることはありませんでしたが、この判断は、双方の良心の愛情の賜物だったのでしょう。訴訟というと聞こえが悪いですが、実親の愛情の賜物であったと考えると泣けてきますね。

実親にも、養父にも恵まれたジェジュンさんは幸せものと言えそうです。

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